FC2ブログ
プロフィール

bike

Author:bike
 写真は、和歌山県内にある「紀伊日ノ御埼燈台」です。
定年後、日々余裕ができたのでアメブロを始めたのですが、平成25年9月15日、当ブログに引っ越しをしました。思いつくままに綴っているところです。
 右サイドバー、リンク上段の「自転車で日本一周の旅」は私のホームページです。

最新トラックバック
月別アーカイブ
フリーエリア

道の駅で出会った二人の旅人

  16日のツーリングから。
  高野山入り口の手前に「かつらぎ町」があります。町を南北に分断するように紀ノ川が流れています。紀ノ川を並行して国道24号線が通じています。そのかつらぎ町の一角に「道の駅・紀の川万葉の里」があるわけですが、立ち寄ってみました。

  紀ノ川の写真を撮り出発をするため振り返ると、40歳前半と思しい一人の女性を見かけました。そばには小型ワゴン車があり、すぐそばには道の駅の境界線を示すための金網の柵があります。その車のドアと金網の柵を使って、所狭しと寝具など様々なものが干してあるのが、目を引きました。

  車のそばで椅子に腰を掛けて女性が自前の食事をしています。他に本人の使う以外に椅子が二脚あり、そこには小型犬のワンちゃんが二匹、個々の椅子におとなしく座っています。なんとも微笑ましい光景です。

  余りにも目立つ情景を目にした私は、すごく長旅をしていることを悟ったので彼女にそばへ近づくと、勇気を出して彼女に声をかけてみました

  話の断片から、彼女の出身地が東京であることも分かりました。原発事故の後、今は独りですが息子さんを連れて沖縄県まで逃れたということです。ところが、日中間での尖閣問題が取り上げられるようになると、このことが不安になり、次は北海道へ住まいを移されたというのです。九州へ立ち寄らなかったのは、黄砂やPM2.5の問題のあることも打ち明けてくれました。

  この女性は、特殊技能を身に着けているので、全国を渡り歩きながらでも生活が成り立つそうでした。普通の人には同様の生き方は、恐らくできないはずです。ほんとにタフな女性です。

  彼女と話しているときですが、すぐその後、もう一人の男性が来られました。広島県出身の男性です。すでに年金生活をされているとのことで、恐らく私と同年代であると解釈しました。この男性、私と同様、独り身のうえにけっこう旅をされているとのことです。この方の移動手段も車です。

  原発が気になるので沖縄へ行こうと考えていることを打ち明けてくれました。要するに「福島原発がまだ収束をしていないので、いつ爆発をするかもしれない」というのが沖縄避難の理由でした

  沖縄へ逃げることを聞かされた時は一瞬、「広島であれば、東北の原発は心配ないでしょ」と思ったものです。しかし、「まてよ、広島の方は原発について、私が考えている以上に敏感なんだ」とも思ったのです

   自転車で日本一周の経験上、道の駅での早朝や夕刻になると、旅人との出会いがあるものです。車で旅をされている方々の夜、寝るための場所になるわけです。道の駅で旅人を見かけたときは、話しかけてみるとよいですね。様々な人生ドラマのあることを知ることができるはずです



スポンサーサイト



COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント