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Author:bike
 写真は、和歌山県内にある「紀伊日ノ御埼燈台」です。
定年後、日々余裕ができたのでアメブロを始めたのですが、平成25年9月15日、当ブログに引っ越しをしました。思いつくままに綴っているところです。
 右サイドバー、リンク上段の「自転車で日本一周の旅」は私のホームページです。

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牛ふん積み肥(堆肥)製造工場を見学(2)

 <牧場を見学,御報告2>


今日は、牛フンから積み肥(堆肥)を製造するに至るまでのご報告をいたします。


なお、すべてを書き込むことは企業機密の観点から、ちょと好ましくないのでは、との判断により少しカットさせて頂きたいと思います。


以前は化成肥料が主流であったそうですが、この肥料が高騰したころを契機として、牛フンが台頭してきたそうです。

<第一工程>

なず、牛フンと木のチップをそれぞれ区分けして一定期間、寝かすことで発酵させます。


普通、牛フン、と聞くだけで「臭い」とのイメージがあると思うのですが、それがまったくと言っていいほど、臭いを感じません。これは、ほんとに不思議ですよ。だから、最優秀賞を受賞されてるわけでしょうけれど。



左側の黒っぽく見えているのが牛フンです。

一番奥に見えているのが、木のチップです。
自転車で日本一周を目論むオヤジ
















一定の割合で、牛フンと混合させるんです。

(拡大写真)
自転車で日本一周を目論むオヤジ





<第二工程>

第一工程で一定期間発酵させたあと、第二工程のこの場所へ移して、牛フンとチップをかくはんさせます。


以前は、山の高さになるほどの牛フンがあったそうなんですが、今は、お客さまからの需要が多くて牛フンが全然足りないそうです。


だから、次の写真(手前が牛フンで、奥に見えているのが木のチップです)でもお分かりのように、小高ほどの牛フンしかありません。


この写真では見づらいのですが、発酵による湯気が登っていました。
自転車で日本一周を目論むオヤジ

自転車で日本一周を目論むオヤジ



下の機械を使って、牛フンと木のチップを一定の割合で混ぜ合わせるための作業をします。このときの時間は、1時間弱かけて行うそうでうす。ただ、あまりかくはんしすぎてもだめらしくて、発酵とかくはんの繰り返しを5~7回行うようです。


発酵している時の温度は、最高で80℃にもなるそうです。


最良の積み肥(堆肥)を作るためには、ここで半年間は寝かせておきたい、ということでした。でも、お客さまの要望に応えるためには、1~3カ月で出荷しなくては間に合わないそうですね。


でも、1~3カ月が限度の期間だそうです。これ以上早く出荷すると、袋の中で、あるいは畑で発酵するため臭いが出るからなんですね。


なお、完熟は1年であるけれども、腐葉土と変わらなくなるのであまり望んでいないそうです。また、1年も寝かせておくと、黒っぽい色が白くなるそうです。


自転車で日本一周を目論むオヤジ




<第三工程>

発酵の湯気で見づらいんですが、湯気の後ろで機会が作動しています。


第二工程でかくはんした堆肥を更にここでかくはんします。


機会は、前後しながら作動しています。
自転車で日本一周を目論むオヤジ





<第四工程>

ここに見えている機械を通過してから、袋づめが行われます。
自転車で日本一周を目論むオヤジ





<完成>
自転車で日本一周を目論むオヤジ





自転車で日本一周を目論むオヤジ




袋の中での発酵を防ぐため、赤丸印の部分ですが小さい穴が開けてあります(空気口)。

密封した状態にしておくと、袋の中で発酵したときに袋が膨らんでしまうことを防ぐためです。
自転車で日本一周を目論むオヤジ




これが、完成した堆肥です。かなり黒っぽいですね。

私も手で感触を確かめたのですが、とてもさらさらしていました。それに、この状態では、臭いもまったく感じません。驚きましたね。要するに、ホームセンターで販売している園芸肥料ですよ。
自転車で日本一周を目論むオヤジ




これが、一般の方がよくお使いになられている園芸用の肥料です。

用途に合わせた肥料を製造しています。
自転車で日本一周を目論むオヤジ




以上、完成に至るまでの概要でした。


完成後は、農協や「国華園(泉州地域では名の知れたお店です)」などへ出荷されています。


また、近年、大阪の特産品として、泉州地区で生産されている「水ナスの漬物」が有名になってきました。昨年、お昼のNHK番組において、貝塚市の山間部で水ナスを生産している農家の方の様子が、実況中継されていました。


その農家の方も、彼が生産した積み肥(堆肥)を使っています。今、この地域において、口コミで小口が増えています。この地域で生産されている水ナスは有名ですからね。


他の出荷先は、大阪府内では、箕面市や能勢町。京田辺市(京都府)や南辺市(和歌山県)などへも出荷しています。


今では、牛フンが足りないことから需要に応えられない、と嬉しい悲鳴を上げているのが現状なんです。


出荷後、最も気遣っていることは、やはりお客さまから苦情がでないか、についてだそうです。


なかには、発酵牛フンだけを使って、そこに苗を植えたり、種をまかれる方がおられるようなので、それだけは勘弁してよ、と語っていましたね。


また、希望者には地方発送もしますよ、と語ってくれました。


彼の頭の中には、良質な肥料を作ることでいっぱいのようですね。


なにかやってくれそうな友人です。



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