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Author:bike
 写真は、和歌山県内にある「紀伊日ノ御埼燈台」です。
定年後、日々余裕ができたのでアメブロを始めたのですが、平成25年9月15日、当ブログに引っ越しをしました。思いつくままに綴っているところです。
 右サイドバー、リンク上段の「自転車で日本一周の旅」は私のホームページです。

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(4)地方都市の現状(総括)

本州及び北海道・九州・沖縄・四国・淡路島、いずれも極力海岸線に近い国道沿いを自転車で走行しました。


その間、海岸線沿い(一部山間部)に点在する町をつぶさに見詰めながらの走行でした。


例えば、時には「・・・市」の市街地の商店街を通ったこともあります。


そこで目にしたのが、閉鎖された店舗でした。とにかく商店街を歩く町の人の姿がまばらなんです。これから先どのようになるのだろうか? ほんとに寂しさを感じました。


市街地ですらこれが現状です。ですから、すこし市街地を外れてしまうと、ところによっては空家が目立つところさえありました。そのようなところでは、偶然でしたけれども地域の担当者の方が空家を点検されている光景を目にしたことがあります。


時には廃墟のあと倒壊家屋の状態になっているところもありました。


見詰めただけの感想ですけれども、今流のことばを使わせて頂くと、明らかに「限界集落」と思わせる村もあったように思います。


とある道の駅の近くにある食堂で夕食をしながら、お店のご主人と会話が弾みました。お話の中でご主人から「以前と比較すると、町の人口が三分の一にまで減少している。もう商売が成り立たなくて、旅館を始めお店をやめた方が沢山いる・・・」、このような町の現状を聴きました。


新幹線や高速道路の開通で喜んでいる方のその裏で、このことが逆に商売の阻害となっている現実もあるんですよね。痛しかゆし、とはこのことでしょう。


また小樽市内を走行中のとき、健康ランドのお風呂屋さんを尋ねたところ、「以前はあったけれども、今はなくなってしまった・・・」と力なく答えてくれました。


小樽市の現状について、「小樽市は観光都市なので、若者の働く場所がないから、隣が札幌市であることからほとんどの若者が札幌へ行ってしまう。だからお風呂屋さんもダメになった・・・」と語っていました。


小樽市でさえこのような現状ですから、ましてや小さな村なんて限界集落になってしまっても不思議ではないですよね。


若者が都会へ移住してしまう、この流れを止めるための手立てなんて誰にも出来ないはずです。


私は自転車で走りながらの田舎の風景を見ては、「今はこうして人の姿がありお店もあるけれども、10年以後になると、もしかするこの光景がすべて消えてしまっているかもしれない・・・」そんなことすら思い浮かべてしまうほどでした。


片田舎になると、とにかく若者の姿を目にすることが出来なところさえありました。そのようなところにある学校は、当然、廃校になっているのをつぶさに見てきました。


ひと昔前は賑わっていたはずの村が、いつの日か消えてしまう、そのようなことを思うと寂しい限りですね。でも、これが地方都市・日本の現状なんです。



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