津軽半島(その2)
<津軽半島(その2):昨日の続きです>
三厩村(みんまやむら)入り口に階段「国道339号線」の標識が掲げてあります。その標識を頼りにして、港から階段国道へ向かうため、三厩村(みんまやむら)の狭い迷路のような路地を入り込みます。すると階段国道出入り口にたどり着きます。
坂道を上りつくと、まず目にするのが石川さゆりさんが歌っている「津軽海峡冬景色」の歌謡碑です。ここから灯台と反対方向へ200㍍ほど歩くと、龍飛温泉・ホテル竜飛」に着きます。
ホテルラウンジの窓越しから北海道が見て取れます。また、ホテルの直下、遥か地底(海底)を本州と北海道を結ぶ青函トンネルが通っています。津軽海峡線です。ホテルロビーの中央には、列車が通過するとその音を聞き取ることのできる装置が設けられてあります。時刻表があるので、通過時間が分かる仕組みになっているわけです。また、天井には列車が通過すると、鮮やかな照明が点灯します。
この地でもう一点見逃せないのが、「青函トンネル記念館」です。記念館は観光用のケーブルカーの駅になっています。記念館と地下トンネル駅を結んでいるわけです。ここからケーブルカーで海面下140メートルに入り込むと、地下トンネルと駅が見学できるというものです。一日数本、運行されています。この時間に乗り遅れると少々の時間調整が必要になります。
ケーブルカーは時間をかけて海面下へと入り込むわけですから、けっこうスリルとロマンにあふれるので、大人と言えども、「どのようなところへたどり着くのだろうか」とわくわくするものです。
私が訪れたときは、最終の便でしたので残念ながら駅を拝見することができませんでした。地下トンネルへ入ると、説明を受けながらの見学ができます。なお、当初、青函トンネルは下北半島側を通す計画であったわけですが、地盤の関係で津軽半島に変わったそうです。
津軽半島もこの場所まで来ると、コンビニは勿論のことですが、食堂もありません。なので、必要によっては「ホテル竜飛」で食事を済ませる必要があります。その場合、ホテルまで足を運ばなくても、この記念館で食事予約をすることもできるわけです。
さて、龍飛崎から激坂を上り、頂から海岸へ下ると、小泊という町へと続く国道339号線・「竜泊ライン」を走ることになります。つまり、日本海側へ出ることになります。小泊までの海岸線は「津軽国定公園」に指定されているだけに、夏、見る海水の眩しいばかりの透明度と海岸線の美しさに目を奪われ、進む足もしばし立ち止まるほどです。
手つかずの自然というのは、ほんとに素晴らしいですね。とにかくなにもありません。自然そのものの海岸線です。
※これで津軽半島編は終わります。次回は、かなり飛んで、沖縄県大宜味村(おおぎみそん)から北部について書いてみます。
三厩村(みんまやむら)入り口に階段「国道339号線」の標識が掲げてあります。その標識を頼りにして、港から階段国道へ向かうため、三厩村(みんまやむら)の狭い迷路のような路地を入り込みます。すると階段国道出入り口にたどり着きます。
坂道を上りつくと、まず目にするのが石川さゆりさんが歌っている「津軽海峡冬景色」の歌謡碑です。ここから灯台と反対方向へ200㍍ほど歩くと、龍飛温泉・ホテル竜飛」に着きます。
ホテルラウンジの窓越しから北海道が見て取れます。また、ホテルの直下、遥か地底(海底)を本州と北海道を結ぶ青函トンネルが通っています。津軽海峡線です。ホテルロビーの中央には、列車が通過するとその音を聞き取ることのできる装置が設けられてあります。時刻表があるので、通過時間が分かる仕組みになっているわけです。また、天井には列車が通過すると、鮮やかな照明が点灯します。
この地でもう一点見逃せないのが、「青函トンネル記念館」です。記念館は観光用のケーブルカーの駅になっています。記念館と地下トンネル駅を結んでいるわけです。ここからケーブルカーで海面下140メートルに入り込むと、地下トンネルと駅が見学できるというものです。一日数本、運行されています。この時間に乗り遅れると少々の時間調整が必要になります。
ケーブルカーは時間をかけて海面下へと入り込むわけですから、けっこうスリルとロマンにあふれるので、大人と言えども、「どのようなところへたどり着くのだろうか」とわくわくするものです。
私が訪れたときは、最終の便でしたので残念ながら駅を拝見することができませんでした。地下トンネルへ入ると、説明を受けながらの見学ができます。なお、当初、青函トンネルは下北半島側を通す計画であったわけですが、地盤の関係で津軽半島に変わったそうです。
津軽半島もこの場所まで来ると、コンビニは勿論のことですが、食堂もありません。なので、必要によっては「ホテル竜飛」で食事を済ませる必要があります。その場合、ホテルまで足を運ばなくても、この記念館で食事予約をすることもできるわけです。
さて、龍飛崎から激坂を上り、頂から海岸へ下ると、小泊という町へと続く国道339号線・「竜泊ライン」を走ることになります。つまり、日本海側へ出ることになります。小泊までの海岸線は「津軽国定公園」に指定されているだけに、夏、見る海水の眩しいばかりの透明度と海岸線の美しさに目を奪われ、進む足もしばし立ち止まるほどです。
手つかずの自然というのは、ほんとに素晴らしいですね。とにかくなにもありません。自然そのものの海岸線です。
※これで津軽半島編は終わります。次回は、かなり飛んで、沖縄県大宜味村(おおぎみそん)から北部について書いてみます。
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