旅の画像、№34(稚内市~浜頓別町)
8月16日(月)、稚内まで辿り着くと、ほんとは利尻島へ渡りたかったですね。でも、残された走行距離を考えると、やはり少しでも前進をしたい、との思いが先行しました。当面、目指す先は知床半島です。とにかく北海道は広い、この一言に尽きます。
この日の移動は、クッチャロ湖のある浜頓別町でした。函館を出発して以来、走行する左側は常に日本海を見詰めての景色でした。一方、走行右側は町を過ぎるとトンネルや山並の景色でした。それが稚内を過ぎるとオホーツク海を見詰めながらの景色へと変わります。トンネルも随分少なくなりました。それに牧草地帯が増えてきました。
「宗谷岬」です、やっと着きました。まさに日本最北端の地です。やっと着いたか、感無量でした。
ここで、日本一周を目指している関東出身の青年と出合いました。彼は、反時計回で北海道を周回していました。彼と簡単な情報交換をしたあとお別れをしました。とても爽やかな青年でした。

時計が11時22分を表示しています。8月16日、この時間で気温は20℃を示しています。
ほんとに涼しかったですね。


宗谷岬を出発、海岸沿いを通る国道238号線を網走へ向かって36Km程走ると、途中、エサヌカ線(浜猿払)へと入る道へ出くわします。この道15Km程ありますが牧草地を貫く直線道路になっています。北海道の自然の素晴らしさを実感できる道路でした。
幹線道路を外れていますので、ほとんど車も通りません。走る過程で、シカ、タカ、キタキツネ等を拝見することができました。このときばかりは、さすがに北海道、だと思いました。

時には「ハマナスの花」が旅人の疲れた心を和ませてくれます。ほんとに美しい花ですね。






この日の目的地へ、やっと着くことが出来ました。「クッチャロ湖(大沼)」です。
この日は、ここにあるキャンプ場でテントの設営です。200円でした。




この日は、湖から吹く抜ける風が強くて、テント設営にも一苦労でした。
少しでも設営したテントが風の抵抗を受けない位置と向きを考えました。
それでも夜間、風が強くて寒かったですね。
設営の後は、すぐ近くにある「はまとんべつ温泉(ホテル)」で入浴でした。500円でした。
また、キャンプ場には洗濯機もありましたので助かりました。
