作家の使う表現(ことば)
2020年下半期(第164回)の芥川賞が先日、発表されました。受賞作品は、宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」でした。
小説についてですが、個人的にはそれほど読むわけではありません。それでも芥川賞が発表される度、その作品に興味をそそられるものです。
ところで、今回の芥川賞作品の「推し、燃ゆ」って、なに?が第一印象でした。そこで目にしたのがツイッターの文春オンラインを通じての宇佐見りんさんのインタビュー記事でした。
記事のン中で、「『推し』とは、ファンとなって猛烈に応援する、アイドルなどの対象のこと」。「『推し、燃ゆ』では、『推し』のアイドルを推すことが、いきるのもままならない主人公あかりの拠り所だった。それなののあるとき、推しがファンを暴行して、心の支えまで揺れ動くことになってしまう」・・・。
と、以上の解説がなされていたわけで、何となく理解できました、ということでしょうか。
宇佐見りんさんは、大学の国文学専攻で学んでいるとのこと。受賞された発表記事から「なるほど」と思えたのが「高校の修学旅行、バスの中でえぐえぐ泣いていた」の表現でした。
「えぐえぐ」とは、「『えーんえーん』まではいかないけど、ぐずんぐずんくらいの意味」とされています。
作家の使われる表現(ことば)を素通りすることなく、しっかり吸収することの大切さについて、改めて思うところでした。
小説についてですが、個人的にはそれほど読むわけではありません。それでも芥川賞が発表される度、その作品に興味をそそられるものです。
ところで、今回の芥川賞作品の「推し、燃ゆ」って、なに?が第一印象でした。そこで目にしたのがツイッターの文春オンラインを通じての宇佐見りんさんのインタビュー記事でした。
記事のン中で、「『推し』とは、ファンとなって猛烈に応援する、アイドルなどの対象のこと」。「『推し、燃ゆ』では、『推し』のアイドルを推すことが、いきるのもままならない主人公あかりの拠り所だった。それなののあるとき、推しがファンを暴行して、心の支えまで揺れ動くことになってしまう」・・・。
と、以上の解説がなされていたわけで、何となく理解できました、ということでしょうか。
宇佐見りんさんは、大学の国文学専攻で学んでいるとのこと。受賞された発表記事から「なるほど」と思えたのが「高校の修学旅行、バスの中でえぐえぐ泣いていた」の表現でした。
「えぐえぐ」とは、「『えーんえーん』まではいかないけど、ぐずんぐずんくらいの意味」とされています。
作家の使われる表現(ことば)を素通りすることなく、しっかり吸収することの大切さについて、改めて思うところでした。
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