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増本世志夫

Author:増本世志夫
写真は、和歌山県内にある「紀伊日ノ御埼燈台」です。
定年後、日々余裕ができたのでアメブロを始めたのですが、平成25年9月15日、当ブログに引っ越しをしました。思いつくままに綴っているところです。
 右サイドバー、リンク上段の「自転車で日本一周の旅」は私のホームページです。

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脱原発を

 13日(木)は深夜勤務でした。すると午前2時過ぎ(2時07分)、地震の揺れを感じました。天井から吊るしてある表示板が前後に「ユ~ら、ユ~ら」とかなり、揺れいているのが確認できます。

 どのていど揺れたのかなぁ、と外に出て、手にしていた懐中電池の光を電線に向けたものの、うまく確認できません。

 次は事務所に入り時計に目を向けると、時計の針が2時を指していました。

 スマホで地震情報を確認すると震源地は伊予灘です。次はNHKニュースを見ると愛媛県西予市では震度5強。私の出身地・宿毛市でも震度5弱が表示されています。西予市、といえば、佐田岬の付け根近くに「四国電力伊方発電所(原発)」のある伊方町からそれほど離れていません。

 伊方原発は半島の付け根に近い瀬戸内海側に鎮座(ちんざ)しているわけですが、万が一ここで原発事故が起きると、半島の先端で暮らす多くの住民が逃げ道を失うことになるのです。つまり、船を使って海側から、たとえば大分県へ向かって避難する手段しかないのです。住民にとっての大きな悩みの種になっています。

 深夜起きた地震だけに岬で暮らす町民の多くが、地震の揺れと同時に原発のことが心配になったはずです。私ですら「原発は大丈夫なの・・・?」っと、思ったほどですから。

 そもそも伊予灘海域には活断層があるため、将来、大きな地震が起きる危険性のあることが、反原発者側から指摘されていたのです。でも、その意見は反故(ほご)にされ、結果として伊方原発が出来ました。

 このような危険な地域にもかかわらず、次は同じ海域近くの山口県側に新たな原発が推進されようとしています。この国はいったどうなっているのでしょうか。常識を疑いたくなります。その意味において、早朝起きた地震は、将来の戒めとなったはずです。

 福島第一原発で起きた原発事故は、今もまだ終わっていません。多くの住民が原発事故で負った財産補償すら未解決のままのはずです。小泉元首相が訴えている脱原発、決して間違っていないはずです。


 
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関西でも行え脱原発集会を

昨日(16日)、東京代々木公園で脱原発市民集会「さよなら原発10万人集会」が開催されています。参加者人数は警察発表と異なりますが、主催者発表では約17万人になっています。

集会には著名人も参加されるなか、原宿、渋谷、新宿の3コースに分かれてデモ行進が行われています。

福島第一原発事故後、ご存知のようにドイツはすでに、脱原発を掲げました。また、イタリアについても国民投票の結果、脱原発の指針が示されました。最も、両国とも日本と異なり、お隣りのフランスから電力融通が出来る、との国情の違いはありますが。他いくつかの国においても脱原発デモが盛んに行われました。

翻って当事国・日本の動きを見ると、抗議行動らしきデモが最近に至るまで行われていません。事故当事国であるにもかかわらず、なんの行動も起こさなかったことに違和感すら覚えたものです(私もその一人になりますが)。だから電力会社や一部政治家が好き勝手なことを発信してきたのです。

ここにきて「やっと目覚めたか日本国民!!」、個人的には、このような心境です。

「即、原発を止めよ!!」とは申しませんが、少なくとも国が電力供給の在り方について、たとえば、2年以内にはこれをして、最終的には5年以内にはこのようにさせます。と言った指針を示すべきです。それをしないで、「電力不足、だから原発再稼働」させます、では国民が原発再稼働に理解を示すはずがありません。

今回の集会で政府と電力会社の学ぶべきことは、もうこれ以上国民をだましたり、国民の声を無視することができなくなったことです。関西でも行え、脱原発集会を。

脱原発は必ずできる

ネタが古くなりましたが、金曜日の「報道ステーション」のニュースで、首相官邸前で大飯原発再稼働反対と脱原発を訴えるための抗議集会が行われていたことを知りました。

通常おこなわれる集会やデモ行進は、組織のなかのリーダーの呼びかけで動くものです。ところが金曜日行われた集会は、一人の男性がツイッターで呼び掛けたそのつぶやきに、多くの方が反応したものです。つぶやいた本人も、あまり期待していなかったそうです。

ツイッターによるつぶやきによる抗議行動は、メディアを通じて見る諸外国で行われている光景でした。どちらかと言えば日本人は、この種に対する反応はしないものと一人合点していたものです。

当日の解説では、なんでも毎週金曜日に抗議行動(集会)が行われるそうでした。

一気に脱原発、と言うのは少々無理があるようにも思えますので、取りあえず橋下大阪市長が妥協したように、限定的稼働と言う手法も、これはやむを得ないものと思います。

ただ、いずれにしても日本人の知恵を持ってすれば、脱原発は必ずできるはずです。




信じることのできるのは自分自身

昨日は「東京電力事故調査委員会」が事故調査報告書を公表しました。2冊の重さがなんと4Kgにも及ぶそうです。内容を知った多くの方が、恐らく呆れているのでわ、と思います。

その内容たるや、自己保身に終始していて、被災地に対する思いなどどこ吹く風そのものです。ともすれば、混乱の責任が当時の管首相にも向けられているようにすら思われます。

福島第一原発事故後、我が家を持つことがほんとに正しいことなのだろうか、と多くの方が思われたはずです。

それは事故後マスメディアを通じてですが、子どものことを思うとほんとは逃げたいけれども、新築をしたばかりで家のローンのこともあり、逃げることが出来ない、と悩んでいた若夫婦の様子でした。

避難区域に指定されなければ逃げるにも逃げられないわけです。でも、子どもにとって安全かと言えば、決してそうであるとも思えない状況です。

原発事故後、真実の多くが隠されたままでした。それは『米エネルギー省が米軍機で空から放射線測定(モニタリング)を行って「汚染地図」を提供したのに、日本政府はこのデータを公表せず、住民の避難に活用していなかったことがわかった』、という真実が新聞で報じられていたことからも明らかです。このことが、結果として、事実を知らない多くの住民が汚染の広がる方向へと避難することになってしまいました。

残念なことですが、信じることのできるのは自分自身だけです。今は、ネットを使って様々な情報を得ることができる時代です。いざとなれば、逃げよう、子どもを守れるのは両親です。そのためにも、常にアンテナを張っておくことも大切です。





「おまえは、責任をとれるのか」

嘉田滋賀県知事が記者会見の席で、大飯原発再稼働に関する発言のなかで、「おまえは責任を取れるのか。かなり脅かされました」と言うことを明かにしていた。ほぼ恫喝とも受け取られるほどの抗議のことばである。

嘉田知事は大飯原発再稼働について、7項目の提案を政府にだすなど、山田京都府知事や橋下大阪市長とともにかなり慎重な姿勢を見せている知事の一人である。

その背景には、嘉田知事がこれまで取り組んできた琵琶湖の水問題に対する強い思い入れがあるからに他ならない。それは、「琵琶湖の水をお預かりしている・・・」との過去の嘉田知事の発言を思い起こせば理解できる。実際、琵琶湖の環境問題に取り組んできている。

どなたが発言したのか、それは分からない。ただ、知事と直接話のできるのは限られてくる。だからと言って間違っているとも断言しない。ただ、「おまえは責任を取れるのか」と言うのであれば、それでは「(福島第一原発で)あなたは責任を取ってきたのか」と反省を促したい。

福島第一原発の事故後の補償がなおざりにされて、補償がほとんど解決していないのが現状である。東電は慎重な手順を踏むがために、誰もがすぐお金を出そうとしない。この状態で、大飯原発の再稼働をさせようとしていることに無理がある。誰も責任を取れないからである。

原発の補償はすべてを東電任せ。当然と言えば、当然のことではあるが、こと補償については政府もただ手をこまぬいて見ているだけである。企業も助けようともしない。しかし、その一方で、一旦、電力危機に直面すると、自分のことしか考えないような「おまえは責任を取れるのか」の罵声になる。

福島第一原発事故のあと、自殺者が出るほどまでに福島の一部住民は困っている。このことに手を差し伸べているのは、一部のボランティアの方々である。

私は、嘉田滋賀県知事の見識ある発言に賛成できる立場の一人である。とても素晴らしい知事であると思っている。「おまえは責任を取れるのか」と言う前に「あなたは、責任を取っているのか」よく反省をしなさい、と付けく加えておきたい。